個人情報を第三者へ提供する場合は、原則として事前に本人の同意を必要とされていますが、「健康保険組合等における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン」（厚生労働省）では、被保険者等の利益になるもの、または事業所側（健康保険組合等）の負担が膨大になるうえ、明示的な同意を得ることが必ずしも被保険者等本人にとって合理的であるとはいえないものについては、包括的な同意で良い旨を定めています。

　NIPPO健康保険組合では、以下の事項について、あらかじめ同意を得られているものとして取り扱いますが、この実施について同意されない方は、被保険者証記載の記号・番号、続柄、氏名および同意できない項目と理由を文書にて、当健康保険組合まで提出いただくことで、いつでも同意できない旨の申出ができ、また、いつでも申出内容の変更も行うことができます。

• 法定給付のうち、療養費・家族療養費、移送費・家族移送費、傷病手当金、埋葬料（費）・家族埋葬料、出産育児一時金・家族出産育児一時金、出産手当金、高額療養費の申請書（請求書）等の提出および内容確認を事業主経由で行うこと、または事業主経由で支給すること
• 高額療養費の一部を本人の申請に基づかずに、事業主経由で支給すること
• 医療費通知を世帯ごとにまとめて行うこと
• インフルエンザ予防接種費用請求書等の提出および内容確認を事業主経由で行うこと、または事業主経由で支給すること